淡麗女子のメンタル

なりたい自分が見つからない

昨日、↓の記事をアップしたら、


「自分がどうなりたいかがわかりません・・・」というメッセージをいただきました。

 

なりたい自分がないのは、自分のスタンダード(基準)がない(あるいは見失ってる)からです。

 

自分基準ではなく、他人基準で生きている人は、
「お母さんが学校の先生になりなさいっていうから、学校の先生になりたいです。」
という小学生状態。

 

オトナになってもその状態の人は、
世間体とか、周りの意見を気にしすぎて、
自分をどんどん薄めて、息苦しくなっちゃいます。
生きるのも苦しい。
「私はなんのために生きているんだろう」状態。

 

でも、そう思う人がいるのもある意味仕方がないことなのです。
なぜかというと、わたしたちは、
与えられたものをこなすことを教育され続けて生きたから。

 

出された宿題をする。
決められた日に体育祭があり、言われてリレーに出場する。
文化祭があるから、クラスで出し物を決めて出店する。
受験があるから、塾や予備校に通って、勉強する。
中学の次は高校に行く。
高校の次は・・・

 

決められた枠の中で、決められた集団の中で、
いかにうまくやりすごすか。

 

だから、その中で優等生だった人は東京大学行って、官僚になる
みたいなルートが日本にはあります。
私たちが受けた日本の教育システムは、いうなれば官僚養成学校なんですよね。

 

実際に東京大学出身の人とやり取りをして思うのは、
事務処理能力の高さ。

 

仕事の段取りとか、どこに問題があるとかの分析がすばらしく速いです。

 

出身大学で括ってしまうのも申し訳ないけど、トレーニングの成果はスゴイ。

 

ちょっと話がそれたけど、
そのレールに乗って生きてきたのに、
東大に行けないし、
官僚になれないし、
大企業に就職できないし、
大企業に就職しても、いつリストラされるかわかんないし、
会社もいつ潰れるかわからない。

 

 

わたしたちの母親世代なら当たり前だった終身雇用もあてにならないし、
年金だって同じようにもらえるかわかりません。

 

いまの日本は、成長社会じゃないから。

 

成熟期を迎えた日本だからこそ、精神的な安定を求める人が多いんだと思う。

 

バブルの時代だったら、
「ナンバーワンにならなくてもいい。もともと特別なオンリーワン」
みたいな歌は流行らない。

 

だから、
「自分がどうなりたいかわからない」、
「自分が大切なものがなにかわからない」
という人は、今まで作っていた自分の枠を壊して、
自分で感じて考えることから始めてほしいです。

 

自分は何が好きで、何が嫌で、何が心地よくて、何が不快なのか。
それが、自分のスタンダードになります。

 

感性を高めると、学びも多くなるし、生きてる実感が湧いてきます。
自分の感性で生きたほうがずっと心地良い人生を歩めます。

 

わたしたちには、価値観や常識を変える自由があるんだから。

 

だから、make your happy standard*
世間の常識なんて、気のせいでしかない。

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