淡麗女子のお金

高いものを買えない罪悪感

昨日のブログ


にこんな質問をいただきました。

・・・・ご質問ここから・・・・・

昨日、千裕さんのブログで、「高級なバッグを買っても気分が上がるのは一瞬。
いくら着飾っても、その根っこが育ってないと人間として美しくない」
とのお話がありました。
私の場合は、夫から
「ブランドのバッグとかもっといいもの買いなよ」
「たまにはエステとか行ってリフレッシュしてきたら?」
と言われますが、私なんかがと、申し訳ない気持ちが先に出て買えません。

いいものを持ちたい気持ちや、おしゃれしたい気持ちも、いいバッグを持ちたい気持ちもありますが、
「もっと綺麗な人でないと似合わない」とも思いますし、
自分にお金をかけることはもったいないとすら思ってしまいます。

昨日のブログの、散財するほど、高級ホテルやブランド品を買う人に、
何か問題がある気がするのはわかりますが、
私のような人間もどこかおかしいのでしょうか。
お答えいただけると嬉しいです。

・・・・ご質問ここまで・・・・

メッセージありがとうございます。

高級なものを買うことに罪悪感があるのですね。

もくじ

罪悪感とは 

罪悪感というのは、<自分は悪いことをしている>という意識のことをいいます。
高級なバッグを持ったり、エステに行って気持ちよくなる自分を許せないのですね。
自分はそのレベルの人間ではない。
だから、贅沢は<悪い>と自分で評価しちゃう。

実はそれも、承認欲求のためにブランド品を身に付ける人と同じく、
勝ち負けの世界や、ねばならぬの世界で生きているからではないでしょうか。

・美人でないからおしゃれをしたら恥ずかしい
・人に迷惑をかけたら悪い
・良い妻でいなければならない
・家事は完璧にしなければいけない・・・

なんて考えて、人に文句を言われるくらいなら、自分が我慢して犠牲になればいいくらいに考えて来られたのかもしれません。

でも、「私もどこかおかしいのかも?」と思い、わたしにメールをくれました。
変わるチャンスかもしれませんね。

 もっとゆるんでいい 

しなければならないことなんて、本当はありません。
掃除だって毎日しなくても、家族が死ぬことはありません。

おしゃれだって誰がしてもいいのです。
他人の目を気にしすぎ。
それに、世間の評価ほどあてにならないものはありません。

現に、バッグを買っていい、エステも行っていいと、ご家族が言ってくれています。
きっとあなたは高級バッグにふさわしい人だからと思ってくれていますよ。
それを許していないのは自分だけです。

罪悪感とか劣等感などのネガティブな感情って、外に向く人と、内に向く人がいますが、内に向く人は、自分を責めてしまいます。

だから、いままでご自身を縛って、頑張って生きてこられたのだと思います。
そろそろ、力抜いてもいいんじゃないでしょうか。

 罪悪感の強い人の近くって実は・・・ 

そして、少し嫌なこといいますが、
そういう自分を縛ってる人と一緒にいると、実は周りも結構しんどいです。
あなたが完璧にするということは、周りにも完璧を強要する空気を流しているということ。

ご主人は少し息苦しくなって、あなたにおしゃれしたり、エステに行くことを提案されたのかもしれません。

あなたが緊張すれば、家族も緊張するし、
あなたがリラックスすれば、まわりにもその穏やかな空気は伝染します。

本当はバッグほしいのですよね。
だったら買っちゃえばいいと思います。笑

だけど、買って罪悪感を家に持って帰らないでくださいね。
買えることに感謝して、家族にも感謝して、上機嫌で家に帰ってください。
そうやって自分を許して、周りを緩められる人になれば、もっともっと生きやすくなりますよ。

 罪悪感を乗り越えるためにすること 

・自分はきれいになる価値のある人間であることを認める。
・お金を使うことを許す。
・そして、今ある罪悪感は感謝の気持ちに変える。
・上がった気分も感謝の気持ちに変える。

罪悪感を感じる原因ってたぶんはるか若い頃にあったと思ったのですが、
そこを探っても多分解決しないので、行動して新しい自分を感じて行くことが大事です。

初めはかなり意識しないとできません。
「わたしこのバッグ似合うやん。」
「バッグ買うことをすすめてくれてありがとう。」
「いつもわたしのことを気にしてくれてありがとう。」
口に出して言ってみてくださいね。
言葉にすること大事です。

バッグ買った報告待っています。

ではまた。

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