自分でビジネスをすると、なんでも自分で決められるし、
いつ、どこで、どんな仕事を誰とするかも自由。
そのおかげで、私は母の看病をしながら仕事ができた。
ただ、【自由】と【安定】は別物。
毎月決まった収入がない不安感って、
ビジネスの選択を誤らせることもある。
売りたいがために、誇大にアピールしてみたり、
したくもない仕事を引き受けてしまったり。
という人をよく見かけるから。。。
私の場合は、気楽でのんびりした性格が一番大きいけど、
多少の貯金があったし、
自分一人の生活費くらいなら、稼げるスキルもあったので、
全く気にせずに、旅行なんてしたりもしてたけど、
みんながみんな、そういうわけではない。
「起業するなら、すっぱり会社を辞めたほうがいいですか?」
という質問に対する答えとしては、
できれば辞めない方がいいと思う。
入りを0にするのは、精神衛生上あまりお勧めしない。
会社によっては副業禁止規定なんかもあるけど、
本業に影響しない限りは、会社も辞めさせる理由がないしね。
大企業になると、人事が副業チェックなんて言って
インターネットの検索をかけたりするみたいだけど、
その本質は、会社のイメージダウンや会社への不利益を防ぐため。
(当該人事担当者がどんな意図でしてるかは別にして。)
だから、会社に勤めている限りは、
その辺りのエコロジカルチェックはしたほうがいい。
でも、実際には、副業に目をつむっている会社もあるし、
会社にぶら下がる従業員より、
独立志向のある従業員を求める社長の方が多いと思う。
経営者の視点って、経営しないとわからない部分が多いし。
そういう視点をもった従業員がいるのは、会社にとってプラスだと思うから。
だから、就業規則上は副業禁止だけど、口約束でも個別の労働契約で、
副業を認めてもらえるとベストよね~。
ということは、そういう、モノ言える立場を築けるくらい会社に貢献してないとね。
私のおススメは、まずは小さく始めて、賢く稼いでいくこと。
始めは趣味みたいな感じでもいいから、稼ぐという経験をすること。
そこから始めて大きくしていけばいい。
辞めるのは感覚を掴んでからでも遅くない。
あ、でも
「最高裁の判例によると、就業時間外の拘束に当たるので、副業禁止規定は無効です!」
なんて言っちゃうと、却って会社に居づらくなるから注意してね。
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